面接対策をしないとどうなっちゃうの？就活のプロが必要な準備を解説
面接対策をなにもしていないけど大丈夫かな？
面接対策はしない方がいいと聞いたけど本当なの？
面接対策ができておらず、不安を感じていませんか？
面接対策をしないと自分の意図どおりに伝わらないことがあるので、今からでもやれることに取り組みましょう。
面接対策をすることで、自信をもって選考に挑むことができ、よい結果につながります！
本記事では、面接対策をしない場合に考えられるリスクや対策方法を解説します。
最後まで読めば、今から本番までになにをしたらよいのかがわかり、準備万端で面接を迎えられますよ！
滋賀県のジョブカフェ「しがジョブパーク」では、無料で面接対策を行っていますので、気軽にご利用ください（要予約）。
面接対策をしない場合に起こりうること5選
面接対策をしなかった場合に起こることとして、以下の5つが考えられます。
- 面接に自信がもてず、うまく伝えられない
- マナーや当日の動きがわからず、慌ててしまう
- 話がまとまらないままで要点が伝わらない
- 回答に一貫性がなく、不信感を与える可能性がある
- 準備不足であることが面接官に伝わってしまう
面接を突破するには、こうしたリスクを避けるのがおすすめです。
面接対策の重要性を知って、当日までにできる準備をしておきましょう！
面接に自信がもてず、うまく伝えられない
十分に面接対策ができていないと、面接でよい結果を出せない可能性があります。
準備不足のまま面接に臨むと、緊張や不安が強まり、何を伝えてよいのかわからなくなりがちです。
たとえば、自分の強みやスキルを整理していないと「自己PR」のような基本的な質問にも、明確に回答できません。
面接に自信をもって挑むには、事前に自己分析を行い、伝えたいことを整理しておくのが大切です。
マナーや当日の動きがわからず、慌ててしまう
ビジネスマナーや面接の流れを把握していないと、面接官に悪い印象を与えてしまうかもしれません。
面接では、入退室のタイミングやお辞儀の仕方なども見られています。
適切にできていないと、面接官に準備不足だと判断される可能性も！
面接当日にスムーズに対応するため、基本的なマナーや動きを事前に確認しておきましょう。
話がまとまらないままで要点が伝わらない
話がまとまらないと、面接官にあなたの意図がうまく伝わらず、効果的にアピールできないことがあります。
面接の場では、限られた時間の中で、自分の強みやスキルを伝えることが重要です。
簡潔に伝えないと、話がダラダラと長くなり、本当に伝えたいことがぼやけてしまいます。
事前に話の要点を整理し、結論から伝える練習をしておきましょう！
回答に一貫性がなく、不信感を与える可能性がある
面接の中で回答がコロコロ変わると、面接官に違和感を与えてしまいます。
たとえば、志望動機で「安定力に魅力を感じた」と伝えていたにも関わらず、理想の働き方で「スタートアップのようなチャレンジできる環境で働きたい」と答えてしまうと、矛盾が生まれます。
面接前に自分の考えや経歴を整理し、説得力のある回答を準備しましょう。
一貫した回答ができれば、面接官に納得感や誠意を伝えられるので効果的です。
準備不足であることが面接官に伝わってしまう
応募企業や業界の基本的な知識が不足していると、面接官は「志望度が低い」と判断する可能性があります。
企業研究や業界分析を行い、あなたの志望動機や強みを具体的に伝える準備をしておくことが重要です。
準備をおこたらないことで、誠意と意欲を面接官に示すことができます。
面接対策におすすめな準備5選
今から面接対策をする人に、おすすめの準備は以下の5つです。
できるものから始めて、面接に備えましょう！
明るく堂々と話す練習をする
明るく堂々と話すことは、面接官によい印象を与えるのにうってつけです。
第一印象がよいと、その後の面接もよい雰囲気で進められます。
自分の話し方を意識しながら練習を重ね、堂々と振る舞える準備をしておきましょう。
声の大きさやトーン・表情が自信に満ちていると、真剣さや前向きな姿勢が伝わりやすくなりますよ！
入退室の所作やビジネスマナーを確認する
入退室の所作や基本的なビジネスマナーを把握しておくと、自信をもって面接に挑めます。
面接官に礼儀正しい印象を持ってもらえるので一石二鳥です。
面接の最初と最後は印象に残りやすいため、特に挨拶の仕方は抑えておきましょう。
ビジネスマナーは就職してからも活かせるので、確認しておいて損はありませんよ！
よく質問される内容への回答を考えておく
よくある質問への回答を事前に考えておくと、面接当日にスムーズに答えられます。
「自己紹介」や「志望動機」「長所と短所」などは面接で頻出の質問なので、言いたいこととその理由を準備しておきましょう。
事前に回答を考えておくと、話が長すぎたり要点がまとまっていなかったりするリスクも減らせます。
伝わるように話す練習ができるとベストです。
受ける企業・業界の研究や自己分析をする
受ける企業や業界の研究、自己分析をすれば、面接での回答に説得力をもたせられます。
しっかり分析した上で志望していることが面接官に伝われば、意欲や誠意を評価してもらえるはずです。
面接対策だけでなく、あなたに合った企業を見つけるためにも重要な準備です。
準備に時間をかけることをおすすめします。
模擬面接や面接アプリなどで予行練習をする
模擬面接や面接アプリを活用して、本番の面接に近い練習をしておきましょう。
実践的な練習をしておくと、当日慌てなくて済みます。
第三者からフィードバックをもらえるので、面接スキルが向上できるはず！
模擬面接は、ハローワークや大学のキャリアセンターなどで受けられます。
近くに受ける場所がない人は、AIが面接官になってくれるアプリを活用することも！
滋賀県のジョブカフェ「しがジョブパーク」でも、模擬面接を行っています。
質疑応答はもちろん、入退室の所作などのビジネスマナーの練習もOK！
早速しがジョブパークの利用登録をして、予約の空き状況を確認してみてください。
面接でよく聞かれる質問と伝え方9選
面接対策をするなら、よく聞かれる質問に対する伝え方を考えておきましょう。
ここでは、以下の9つの質問に対して、どのような回答を準備すべきかを解説します。
- 自己紹介をお願いします。
- 自己PRをしてください。
- 自分の長所と短所を教えてください。
- 志望動機を教えてください。
- 入社したらどんなことがしたいですか。
- 学生時代にがんばったことはなんですか。
- 挫折した経験を教えてください。
- 最近関心のあるニュースはなんですか。
- 質問はありますか。
解説を参考に、自分のことばで伝えられるよう、準備してみましょう！
自己紹介をお願いします。
自己紹介は、面接の冒頭で求められることが多く、第一印象を左右する質問です。
名前、学歴や経歴、これまでの経験やスキルを簡潔に伝えましょう。
自己紹介の内容で合否が決まることは、ほとんどありません。
緊張をほぐしたり人柄を知ったりする目的で、面接官は自己紹介を求めています。
むずかしく考えすぎず、1分くらいで話せるよう、まとめておくのがおすすめです。
自己PRをしてください。
自己PRでは、自分の強みを具体的なエピソードとともに伝えるのがポイントです。
問題解決力やコミュニケーション能力などをあげ、その根拠となる経験を説明しましょう。
エピソードそのものは、些細なことでかまいません。
企業にとって大切なのは、あなたが自分の強みを入社後にどう活かすかです。
企業分析の結果と照らし合わせ、応募先にどんな風に貢献できるかを考えておきましょう。
自分の長所と短所を教えてください。
長所と短所を聞かれたら、それらを裏づけるエピソードとともに1つずつ伝えます。
企業が知りたいのは、あなたの人となりや、自分を客観的に見る力です。
特に、短所は前向きな克服方法を一緒に伝えましょう。
たとえば「短所は慎重すぎるところだが、事前準備に時間をとり万全の体制で挑むことで、自信をつけるよう努めている」といった伝え方がおすすめです。
この質問を通して、あなたが現場で良好な人間関係を築きながら仕事する様子を、面接官にイメージしてもらえれば理想的です。
志望動機を教えてください。
志望動機は「なぜこの企業を選んだのか」を明確に伝えましょう。
業界や企業の分析から共感した点や、理想のキャリアプランとの関連性を具体的に伝えるのがおすすめです。
志望動機を聞くことで「長く働き続けてくれるか」「自社を理解した上で応募しているか」など、企業はあなたの志望度や熱意を見ています。
「なぜ他社ではなくこの企業なのか」という視点で考えると、より強い動機を見つけられるでしょう。
入社したらどんなことがしたいですか。
自己PRで伝えた「自分の強みをどう活かすか」を、さらに掘り下げる質問です。
入社後の目標やビジョンを具体的に話すことが求められます。
「〇〇の経験を活かして△△に貢献したい」など、応募企業の戦略や課題を理解した上で、あなたがどう貢献できるかを考えられるとよいでしょう。
熱意や意欲も伝わる質問なので、積極的な姿勢を示すのがおすすめです。
学生時代にがんばったことはなんですか。
学生時代のエピソードを具体的に述べ、得た学びや成果をアピールしましょう。
内容は、特別な経験でなくてもOK！
努力の過程や成功体験を聞くことで、企業は「目的を達成するためにどんなアプローチをする人なのか」「なにをモチベーションにがんばれる人なのか」を知ろうとしています。
人柄が伝わる質問でもありますので、自己分析の内容を整理して伝え方を考えてみましょう。
挫折した経験を教えてください。
挫折した経験を聞かれた際は、困難をどのように乗り越えたのかを強調するのが大切です。
たとえば「試合で負けたが、〇〇といった課題を見つけ、次回の試合までに猛練習して順位をあげた」など、改善策や好転した結果まで伝えましょう。
挫折をどうやって乗り越えたのかを知ることで、企業側は柔軟に、あるいは粘り強く自社で活躍できる人かどうかを見極めています。
自分の強みと関連づけられる場合は、あわせて伝えると一貫性が出て、説得力が増しますよ。
最近関心のあるニュースはなんですか。
気になる最近のニュースを聞かれたら、応募する企業や業界に関連するトピックを取り上げると理想的です。
関心をもった理由や、あなたの考えを簡潔に伝えましょう。
この質問で、あなたの社会問題に対する意識だけでなく、価値観や情報への感度を、企業は知ろうとしています。
むずかしい質問ですが、面接官に関心を持ってもらえるとポイントは高いでしょう。
質問はありますか。
面接の最後に応募者に質問を求める、いわゆる「逆質問」を用意していることが多いです。
どんな質問をしてくるかで、意欲や価値観を知りたいという意図があります。
やる気や熱意をアピールする、企業とマッチしているかを知る、など自分の目的に合わせて質問を考えましょう。
おすすめは、面接官自身の仕事にまつわるエピソードや、会社で活躍している人の成功談など、入社後のイメージが膨らむ質問です。
意欲をアピールしつつ、入社に向けて自身の気持ちを高められますよ！
まとめ｜面接対策をして自信をもって本番に挑むのが吉！
面接は、採用の合否に関わる重要な選考です。
面接対策をしない場合、緊張したり不安になったりして、自分のことを十分に伝えられないことがあります。
自信をもって当日を迎えられるよう、できる限りの対策をして挑みましょう！
どんな対策をすればよいかわからない人は「面接対策におすすめな準備5選」を振り返ってみてください。
滋賀県のジョブカフェ「しがジョブパーク」では、キャリアコンサルタントがマンツーマンであなたにあった就活支援をしています。
模擬面接も行っていますので、面接対策がしたい人は気軽にご相談ください（要予約）。
しがジョブパークの利用には、事前の登録が必要です。
登録はオンラインでカンタンにできますので、今のうちに登録しておきましょう。
面接対策をしない場合によくある質問
Q.面接対策なしでも受かる？
A.対策なしでも受かる可能性はあります。
ただし、受かる人の多くは面接に慣れている場合で、慣れていない人は対策するのをおすすめします。
面接で回答する内容は、業界・企業研究、自己分析した結果がほとんどです。
企業とのミスマッチを防ぐためにも重要なので「模擬面接」の形ではなくとも準備しておくとよいでしょう。
Q.面接は準備しない方がよいと聞いたが本当？
A.面接に慣れていない人は、準備をした方がよいでしょう。
「面接は準備しない方がよい」という話は、面接に慣れている人に対するアドバイスです。
ガチガチに準備してしまい、臨機応変に対応できないリスクを加味していると考えられます。
初めて就活する人や転職活動に不安がある人は、準備をすることで自信がつき、自然体で挑みやすくなりますよ！
Q.面接対策ができず準備不足で行きたくない場合はどうすればよい？
A.面接に行かなくて後悔しないか考えてみましょう。
選考は辞退できるので、断りの連絡をしてもOKです。
ただ、面接を受けることは、うまくいかなかったとしても次に面接を受けるときに役立つ経験になります。
よく考えて、受けるか受けないかを決めましょう。
受ける場合は、簡単に企業研究をしたり、自己PRを整理したりするだけでも不安が軽減されるので、できる対策に取り組みましょう。
Q.面接対策には何日くらいかかる？
A.内容によりますが、理想は1〜3日程度です。
自己分析や企業研究に時間をかければ、企業とのミスマッチも減り、面接対策も進めやすくなります。
どんな対策をすればよいのかわからない人は、第三者に相談するのがおすすめです。
滋賀県のジョブカフェ「しがジョブパーク」では、あなたにあった就活サポートを行っています。
丁寧にヒアリングして、オーダーメイドな支援を提供しますので、気になる人は一度お問い合わせください。