【DX強化 取り組み事例のご紹介(3):野洲市/製造業/C社】

DX(デジタルトランスフォーメーション)が叫ばれる昨今、多くの企業がその第一歩をどこから踏み出すべきか模索しています。「しが経営変革ゼミ(DXコース)」を受講し、専門家による支援を受けた企業に、参加の背景から現在の取り組み、そして未来への展望を伺いました。

① 企業概要

野洲市/製造業/C社

経営変革ゼミ(DXコース)に参加した背景と課題感

社内で新設された「DX担当者」としての知見を広めるための情報収集が急務であり、同時に社内の業務をいかに効率化していくかという「改善効率化」の手法を学びたいと考えたのが受講のきっかけです。

③ 自社で取り組んでいるテーマ

現在は、「ミスの低減」と「管理者レイヤーの項目標準化」を最優先のテーマとして掲げています。業務上のミスをテクノロジーの力で最小限に抑えることはもちろんですが、管理者の属人的な判断基準を見える化し、共通の指標で管理できるようにすることで、意思決定のスピードを上げることを目指しています。

④ 現在のテーマの取り組み状況について(上手く行っているところ)

幸いなことに、弊社の経営層が新しいソフトの導入やIT投資に対して非常に前向きに考えてくれます。通常、新しいシステムやツールを導入する際には予算や承認の壁に突き当たることが多いと思うのですが、トップがその必要性を理解し、後押ししてくれる環境があることは大きな原動力になっています。

⑤ 現在のテーマの取り組み状況について(上手く行っていないところ)

経営層が前向きである一方で、実務層が持つ「新しいものへの抵抗感」の払拭には苦労しています。長年慣れ親しんだ手法を変えることへの心理的なハードルは高く、単に「便利だから使ってほしい」と伝えるだけで浸透させることは難しいです。

また、ツールを入れて終わりではなく、現場自らが「ここをこう改善しよう」と考えて行動する「改善意識のサイクル作り」がまだ定着していない点が現在の大きな課題です。トップダウンの熱量を、いかにして現場のボトムアップの動きに変えていくかが、これからのポイントだと感じています。

⑥ 今後の展望やチャレンジしたいこと

このDX推進というミッションを通して、単なるIT導入ではなく、「DXを通して組織を動かす」という経験を積んでいきたいと考えています。

まずは目の前のミスの低減や標準化を進めていき、「DXによって現場がこれだけ変わった」という成功事例を作りたいです。社員全員が改善を自分事として捉える組織文化を構築できるよう、これからも旗振り役としてチャレンジし続けていきたいと思っています。


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